今回はパソコンのキーボードにある【CapsLock】キーを【Ctrl】キーとして使う方法を解説していきます。
そうです、滅多に使わないキーランキング常連の、あのCapsLockキーです。
Shiftキーを押しながらCapsLockキーを押すことで『大文字アルファベットを連続して入力できるモード』に切り替わる、という機能があるのですが、そんな状況はほとんどありません。
というわけでCapsLockキーは別のキーとして有効活用したいのですが、使用頻度の高いCtrlキーとして使えたらすごく便利だと思いませんか?
と思って調べてみると、ネット情報ではうまくいく方法とうまくいかない方法があって、正しい情報がいまいちわかりません。
ですので僕が色々と試してみて、実際に出来た方法をこのページに記しておきます。
CapsLockキーをCtrlキーとして使えれば、キーボードのショートカットを使うときの左手小指の移動距離が短くなりますよね。
是非ともキーボードの設定を変えておきましょう!
それではキーの機能や役割を入れ替えることまでは出来ません。
このページで書いているやり方は
- Windows10 HOME Intel Core i5 7200U(2017年)
- Windows10 HOME Ryzen5 3500U(2020年)
という2台のパソコンで確認済みですが、古いOSだとうまくいかない可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
また、前置きや予備知識の説明が非常に長くなっていますので、やり方だけ知りたい方は↓のもくじから飛んでいただきますようお願いします。
CapsLockキーをCtrlキーに入れ替える目的は?
ググってこの記事に辿り着いた人は当然わかっておられるかと思いますが、他記事などからリンクを辿ってここに来られた方の中には、
と思う方もいるでしょう。
ですので、まずはその目的を説明したいと思います。
タイピング作業をする上で是非ともマスターしたいのがタッチタイピングですよね。
キーボードを見ずに、画面だけを見てタイピングを行うテクニックです。
指先の感覚だけを頼りにキーボードを打ちます。
1990年代半ばまではブラインドタッチと呼ばれていましたが、『差別的』と考える人もいたので、タッチタイピングと呼ぶように変わっていきました。
で、このタッチタイピング、マスターするには、指をホームポジションと呼ばれる基本の位置に置くことがものすごく重要なんです。
左手小指を常に『A』の位置に置くのがタッチタイピングのホームポジションです。(僕の指毛が薄くて良かったです)
ホームポジションを覚えずにタッチタイピングをマスターすることは、まず不可能です。
ここであなたのキーボードの位置をよく見て欲しいのですが、僕らが頻繁に使うCtrlキーはキーボードの左下の方にあります。(正確な位置はキーボードによって微妙に異なります)
このCtrlキーはタイピング作業において多用するのですが、こんな位置にあるとホームポジションから大きく小指を移動させないと押せません。
僕の場合はキーボードの角にあるので、ある意味覚えやすいのですが、もっと左手小指の近くにあればどれだけ便利でしょう。
そう考えた人は実際に世の中にたくさんいて、キーボードメーカーの中にまでそう考える人がいたんですね。
そこでPFUという会社は、普段あまり使わないCapsLockキーの位置にCtrlキーを配置した独自のキーボードを作りました。
『A』の左は通常CapsLockキーなのですが、これはCtrlキーになっています。
このキーボードは世界中で『最高のキーボード』と言われるほど愛されるキーボードになりました。
それが『Happy Hacking Keyboard(ハッピーハッキングキーボード)』、通称HHKBです。
キーボード界の王様であるHHKBは、質感、使いやすさ、打鍵感、耐久力、デザイン、どれをとっても非常に優れています。
それほどユーザーのことを考えて作られたキーボードです。
その代わり価格もプレミアムですが(笑)
そんなHHKB、使いやすさを追求するあまりキー配列が独特になり過ぎて『変態配列』と呼ばれることもあります。
この変態配列、実際にさまざまなインフルエンサー達から超高評価です。
HHKBをベタ褒めしているレビュアーは他にも山ほどいますし、もちろん僕もこの配列は超絶使いやすいと思います。
キーボードの中ではトップクラスの価格ではありますが、ここまで愛されているキーボードは他に無いでしょう。
話がかなり脱線してしまったので、戻します。
CapsLockキーをCtrlキーとして使う目的でしたよね。
それは
タイピング時、特にショートカットの際の指の動きを最小限にし
タイピング作業を1ミリでも高速化するため
ということなんです。
CapsLockキーをCtrlキーに入れ替える具体的なやり方
さて、ここからがいよいよ本題で、実際に僕がやってみてうまくいった方法を紹介していきます。
Windowsのキー変更機能ではCapsLockキーをCtrlキーを変えられないので注意
その前に、Windowsパソコンにはキーの機能を入れ替える機能、というか設定があります。
「Microsoft IMEの設定」と言われれば、なんとなくわかる方もおられるでしょう。
割と有名ではあるかと思いますが、実はこの方法ではCapsLockキーは例外的な扱いになっていて変更できません。
この時点で「なんだよーもう!」と諦めていた方も多いかと思います。
そんな方でも以下の方法でバッチリ変更することができます。
CapsLockキーをCtrlキーに入れ替える具体的なやり方
では具体的に解説していきますね。
全体的な流れとしては、とあるサイトからとあるソフトをダウンロード&解凍するだけです。
ですが、lzhファイルという少し特殊な形式のファイルを解凍することになりますので、あらかじめ解凍ソフトの設定で、lzhファイルを解凍できるようにしておきます。
僕はおすすめの解凍ソフトとして『Lhaplus (ラプラス)』(無料)を推奨していますので、ここでLhaplus (ラプラス)での設定方法を解説しておきます。
Lhaplus (ラプラス)のダウンロードがまだの方は、こちらからダウンロードできます。
まずはLhaplus (ラプラス)のアイコンをダブルクリックします。
Lhaplus (ラプラス)のアイコンがどこにあるのかわからない方は、キーボード左手前にあるWindowsキーを押してください。
↓
ウィンドウ左に『おすすめ』とあるので、その部分を下に下がっていき『L』の部分を見てください。
↓
するとLhaplus (ラプラス)が見つかります。
↓
Lhaplus (ラプラス)がフォルダ状態でいる時は一度左クリックすると出てきます。
↓
出てきたらLhaplus (ラプラス)のアイコンをダブルクリックしてください。
するとLhaplus (ラプラス)のウィンドウが開いて、左上に『一般設定』と出てきます。
ウィンドウ右下の四角枠の中に色々な文字列がありますので、その文字列の中から『lzh』を探してクリックし、チェックを入れてください。
続いて右下の『適用』をクリックし、最後にウィンドウ右上の『×』をクリックして閉じます。
以上で解凍ソフト『Lhaplus (ラプラス)』の設定は完了です。
解凍ソフトによっては『lzh』ファイルの解凍が出来ないものもあります。
お手持ちの解凍ソフトがlzhファイルに対応していないのであれば、是非ともLhaplus (ラプラス)を使用してみてください。
さて、ここからいよいよ件のソフトをダウンロードしていきます。
まずはこちらのサイトにアクセスしてください。(別タブで開きます)
『Change Key v1.50』というのをダウンロードします。
ページ全体の上から1/4くらいのところにあります。
赤文字で『解凍ソフトLHAが必要です。』と表記されていますが不要です。
ダウンロードできたら解凍してください。
すると
- ChgKey
- readme
の二つが展開されます。
ChgKeyファイルを右クリックし『管理者として実行』をクリックします。
「ピポピー♪」みたいな警告音とともに『この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』と出るので、『はい』をクリックします。
すると画面にキーボードの画像が表示されるので、CapsLockキーをクリックしてください。
すると今度は別のキーボードの画像が表示されるので、Ctrlキーをクリックしてください。
最後に、キーボード上部の『登録』をクリックし、続けて『現在の設定内容で登録します』をクリックします。
するとさらに新しいウィンドウが出るので『OK』をクリックします。
するとパソコンが自動で再起動します。
再起動後はCapsLockキーがCtrlキーとして使用できるようになっています。
以上で終了です。
変更した設定を元に戻す方法
キーボード設定を変更前の状態に戻すときは、もう一度ChgKeyのアイコンを右クリックし、『管理者として実行』をクリックして、キーボードの画像を表示させます。
もともとCapsLockキーだったキー(今はCtrlキーになっている)をクリックした後、新しいキーボード画面のCapsLockキーをクリックします。
また、ウィンドウ上部の『リセット』をクリックすることでも初期状態のキーボード設定に戻すこともできます。
これで完了です。
かんたんですよね。
Macではどうやって変更する?
ちなみに、Macではもっと簡単に設定を変更できます。
システム環境設定→キーボード→キーボードタブの右下『修飾キー…』をクリックすることで、カスタマイズ画面にできます。
Macの設定はWindowsに比較するとかなりシンプルですね。
CapsLockキーを無効化どころかCtrlキーに入れ替える嘘みたいな方法 まとめ
以上、今回はパソコンでCapsLockキーをCtrlキーとして使う方法をお伝えしました。
これでわずかながらタイピングの速度と正確性は上がるはずです。
あとクリップボードツール『クリボー』を使っている人は、さらに感動できるかと思います。
ちりも積もればですから、この小さな小さな設定変更が今後の仕事の結果に大きく影響します。
そしてこの設定ができたのなら次はショートカットを覚えていきましょう!
ブロガーにとって実用性の極めて高いショートカット操作をまとめておきましたので、こちらの記事も必ず併せてご覧ください。
作業効率はガンガンに上げて爆速で作業し、最短で稼いでいきましょう!
ではまた(^ ^)/
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