この記事はワードプレスのバックアップを手動で行う手順を解説していきます。
ワードプレスブログのバックアップは、プラグイン『BackWPup』を使って、DropBoxに保存するやり方などが一般的なのですが、
- プラグイン増やしたくねーよ!
Dropboxだ?これ以上クラウド増やしたくねーよ!
そもそもBackWPupがうまく使えないんだけど。
という方も多いかと思われます。(ちなみに上記3つの文句すべてが当てはまるのが僕です(笑)
確かにプラグインを増やすとブログは重くなりますし、トラブルも増えます。
新しいクラウドを契約するのもちょっと抵抗があります。
ということで、僕は初めてワードプレスブログを立ち上げた2017年以来、ずーっと手動でバックアップをとっています。
ですが慣れてしまったらまったくめんどくさくありません。
正確に時間を測ったこと無いな。
というわけで、今回は手動バックアップにかかる時間も測ってみました。
他にも
- WPのバックアップの原理や目的をおさらい
- なぜFileZillaを使うのか?
- バックアップをとる頻度は?
についても解説していきます。
ではごゆるりとご覧くださいませ。
ワードプレスのバックアップを手動でとる方法
それではではさっそく解説していきます。
まずはブログのダッシュボードの左メニューから【ツール】→【エクスポート】をクリックします。
次は【すべてのコンテンツ】にチェックを入れ、【エクスポートファイルをダウンロード】をクリックします。
するとどこにバックアップデータを保存するか出てくるので、好きなところへ保存してください。
次に
- テーマ
- プラグイン
- 画像
のバックアップを取ります。
この作業はFTPソフトを使って行うのですが、説明すると長くなってしまったので別記事でまとめました。
以上がワードプレスのバックアップをとる方法となります。
僕が今でも実際に行っている作業です。
『詳しいやり方』の解説はここまでで、ここからは
- ワードプレスのバックアップの理屈をおさらい
- 手動バックアップはどのくらいの時間がかかるのか?
- どのくらいの頻度でバックアップを取ればいいのか?
- なぜめんどくさい『File Zilla』を使うのか?
などの疑問について解説していきます。
ぶっちゃけブログ運営に必須の知識ではありませんが、知っておくとブログの理解が深まる知識ですので、お時間のある時にでも読んでみてください。
ワードプレスのバックアップの概要をおさらい
・何をやっているのか
・何のためにやるのか
がよくわからないんだけど?
僕が以前バックアップのの取り方を学んだときに、その原理や目的がわからず戸惑いました。
おそらく当時の僕と同じように思う方が読者様の中におられるはずです。
というわけで、順番が逆ですが、ここでWPのバックアップの概要を説明させてください。
まずワードプレスでバックアップしなければならないデータというのは
- 記事データ
- テーマ
- プラグイン
- 画像
の4種類です。
この内、1.記事データというのは記事内の文章や記事タイトル、装飾などのことです。
このページの上部で解説しましたよね。
バックアップを取ると拡張子『xml』というよくわからないファイルが生成されます。
開いてみると文字の羅列ということがわかります。(メモ帳アプリとかで開けます)
ただの文字の羅列に見えますが、実際はHTMLというコンピュータ言語で書かれていて、ワードプレスに乗せた時にブログ記事として機能する性質があります。
続きまして
2.テーマ
3.プラグイン
4.画像
についてです。
この3つはダッシュボードからダウンロードすることが不可能です。
これをダウンロードする方法は以下の2つです。
- エックスサーバーやConoHa WINGなど、自分が契約しているサーバーにログインし、ダウンロードする
- FTPソフトを使ってダウンロードする
1だと、使っているサーバーによって操作が異なるので、操作も契約しているサーバー会社の数だけ覚えなくてはなりません。
それに対し、2.はどんなサーバー会社でも通用する方法です。
という理由でこの記事ではFTPソフトを使ったバックアップ方法を解説しました。
FTPソフトというのも何種類かありまして、中でも評判が良いのが
- FFFTP
- FileZilla
の2種類です。
使用しているユーザーも多く、困った時の解決方法もネット上にたくさんあります。
なぜ面倒な『File Zilla』を使うのか?
ではなぜFileZillaを使うか?ですが、FFFTPはMac OSに対応していないというのがいちばん大きな理由です。
2020年頃からAppleのMacbookがかなりリーズナブルになり、利用者も急激に増えてきました。
それに比例してMacbookでブログを始める方も増えてきたんです。
なら最初からFileZillaを勧めた方がいいよね。ということで、これが一つ目の理由です。僕も使ってますしね。
二つ目の理由はFFFTPは、ソフト製作者が開発を終了しているから、ということです。(その後有志の方が現れて開発を引き継ぎ、現在は更新を再開されています)
以上の二つの理由により、僕はFileZillaを使用し、コンサルメンバーにもFileZillaを使用したバックアップを勧めている、というわけなんです。
ちなみに、FFFTPはFileZillaとすごく似てます。
画面のレイアウトも操作方法も基本的には同じです。
FTPソフトというのはだいたいどれも同じような作りです。
手動バックアップはどのくらいの時間がかかるのか?
ではワードプレスブログを手動でバックアップするにはどのくらいの時間がかかるのか?
実際に時間を測ってみました。
条件は…
回線速度:下り63Mbs(プロバイダはSo-Net)
ネット接続方法:無線LAN
PC性能:ノートパソコンDELL Inspiron15(2017年製)、Intel Core-i5 7200U、メモリ8GB、SSD256GB
対象ブログ:あしぶろ
各ファイルサイズ:記事データ(3.3MB)、テーマ(13.3MB)、プラグイン(157MB)、画像(127MB)、合計300.6MB
です。
パソコンもけっこう古めですね。
で、実際に時間を測ってやってみた結果がこちらです。
総ダウンロード時間は9分15秒でした。
意外と時間はかかってないですね。
YouTube見ながらだともっと時間かかるの?
と思いませんでした?
ですのでYouTube動画を流しながらの測定もしてみました。
その結果がこちらです。
YouTubeを見ながらでも時間は変わらないことがわかりました。
14秒早くなってますが、誤差の範囲だと考えてます。
最初にバックアップフォルダを作ったり、FileZillaを立ち上げたりする時間を考えても、僕の場合は10分ちょいあればバックアップは取れそうですね。
その10分間もYou Tube見ながらで全然OKです。
※もちろん記事数、画像、プラグインが増えるとダウンロードにかかる時間は長くなります。
ではその10分かかるバックアップ作業は、どのくらいの頻度で行えば良いのでしょう?
↓で解説していきます。
どのくらいの頻度でバックアップを取ればいいのか?
結論から言うと、出来ることなら毎日取るのがベストです。
だけど毎日取るのは面倒ですよね。
肝心なのは、バックアップはワードプレス本体、テーマ、プラグインの更新直前に取る、ということです。
ですので僕は、更新が2〜3個溜まれば、バックアップを取ってまとめて更新というようなスタイルにしています。
具体的には1〜2ヶ月に1回くらいの頻度です。
僕のブログ運営はプラグインを最小限に抑えるスタイルですから、更新もそこまで頻繁に溜まりません。
あくまでですが、これは僕のやり方です。
このやり方で5年くらいは何の問題も起きていませんが、セキュリティを最重要視するのであれば毎日バックアップがベストです。
ワードプレスの手動バックアップ方法を解説。所要時間はどのくらい?まとめ
以上、今回はワードプレスの手動バックアップ方法を解説してみました。
長くなってしまったので、概要をかんたんにまとめておきます。
- 自動でやるか手動でやるかはどっちでもOK
- 芦田は手動派
- シンプルな方法が好きだから
- 慣れれば手間も時間もそこまでかからない
- 記事データ→ダッシュボードから
- テーマ・プラグイン・画像→FileZillaを使って
- 慣れれば10分20分で完了
- 動画を見ながらの作業でも遅くならない
(元の回線速度があまりにも遅いとダメかも)
王道の方法はプラグインを使った自動バックアップですが、うまくいかない時や、プラグインをなるべく減らしたい時は、ぜひ手動バックアップを試してみてください。
ではまた(^ ^)/
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